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2015年6月 5日 (金)

ツヴィリンゲさん

マスキングテープが雑貨屋さんに置かれるようになって随分経ちますが、デザインの裏側を知る機会は滅多にありません。
店頭に並んだものの中からひょいっと選ぶ。
それでいいのですが、倉敷意匠さんのカタログにはとても丁寧に作り手の仕事や想い、こだわりが事細かに書かれています。

何年か前に見たその中には、初めて見るクライスター・パピアをするツヴィリンゲさんの姿がありました。

クライスターは糊、パピアは紙という意味。
正麩糊を鍋で煮て絵の具を混ぜて色糊を作る。
あらかじめ水を含ませ十分に伸ばした紙に色糊をのせ、筆や櫛、スタンプやローラーなどを使い分けながら模様を描いていきます。
ときには指や爪なども使って。



乾くと糊は収縮し紙の表面は平滑に戻るのですが、不思議なことに模様の陰翳はそのまま紙の上に残るのです。

やってみたい!という感情の先に、その模様のきれいさに圧倒されたのを覚えています。


それから時が経ち、ツヴィリンゲさんのマスキングテープが販売されることになりました。

なんてかっこいいロゴマーク!
こちらの文字は、カリグラファーの星さんによるもの。
カリグラファーは、カリグラフィーでアルファベットをデザインする人。
カリグラフィーとは、西洋や中東などにおける文字を美しく見せるための手法のことで、異なる道具により様々な表現の可能性を広げることができます。

そして出来上がったマスキングテープは、大人な雰囲気。



こうした裏側を知ると、マスキングテープひとつにも愛着がわいてきますよね。

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